国内におけるRaspberry Piの供給についてのご案内

平素より弊社に関しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

Raspberry Pi財団(Raspberry Pi (Trading))により、Raspberry Pi製品の流通体制の変更が行われましたので、その変更の詳細と、影響についてご案内させていただきます。

これまでRaspberry Pi製品は、Raspberry Pi財団と製造権を与えられたOKdo(RS)、element14(Premier Farnell)の3社が製造を行ってきました。
しかし、OKdoについては、2022年6月末をもってRaspberry Pi財団との契約が終了いたしました。
これにより、OKdoは製造権を失い、代理店契約も終了となり、Raspberry Pi製品の供給を行えなくなりました。
一方、Raspberry Pi財団とelement14の2社は生産を続け、これまで3社で行ってきた以上の生産量を確保していく方針です。

弊社は、Raspberry Pi Approved Reseller(公認販売代理店)であり、Raspberry Pi財団およびelement14から供給を受け、引き続き日本市場の流通を担ってまいります。

Raspberry Pi財団コメント日本語訳

2012年1月の発売当初から、RSグループはライセンス下で製造を担ってきた重要なパートナーでした。
我々とRSグループとのライセンス合意は2022年6月に終わりを迎え、その結果として彼ら(RS)はもはやRaspberry Pi製品を製造することができなくなりました。
その他のライセンス取得者や、我々自身での製造分に対してはこの変化による影響はありません。
我々は引き続きリセラーパートナー達と協力し、市場にRaspberry Pi製品を供給していきます。
日本やその他の地域での、入手性に関する悪影響は無いとも見込んでいます。
(原文は、Raspberry Pi財団のページでご覧いただけます。)

当オンライン ショップでの販売について

当オンライン ショップにおきましては、受注制限・出荷調整を行って販売いたしております。

昨今の世界的な半導体、および電子部品不足の影響を受け、お客様からのご注文に対して安定的な供給量を確保できないことから、当オンライン ショップ上での受注を制限させていただいております。
お客様には、ご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

  • 弊社が供給するRaspberry Pi製品について
    弊社は、Raspberry Pi(Trading)または、element14の2社より調達しております。調達元による性能、電気・機械的仕様に違いはございません。
  • ビジネス案件への供給について
    緊急性の高い案件、産業・組込案件、継続した量産案件などについては、個別に対応させていただいております。
    入荷見込みやその数量、他のお客様の納期などと調整を図り、少しでもご希望に沿った供給が行えるよう調整いたします。
    (お問い合わせ先:法人営業)
  • 生産状況と供給方針 - Raspberry Pi財団 公式アナウンス
    「供給の問題と共に、需要の増大が需給をひっ迫させています。そのため産業・組込ユースに優先して供給せざるを得ない状況となっています。」
    (詳細はリンク先のRaspberry Pi財団のページをご参照ください。)