SPRESENSE GNSSアドオンボード 新発売

本日（2023年7月24日）、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社より、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」用のオプション基板「SPRESENSE GNSSアドオンボード」が発表されました。
株式会社ケイエスワイ（代表取締役：山下慎二）は、この発表に合わせSPRESENSE GNSSアドオンボードの販売を開始させていただきます。
また、弊社では、SPRESENSEを応用した組込製品などの開発・設計・製造なども承っています。サービス、ソリューションの開発・構築までトータルでサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

SPRESENSE GNSSアドオンボード 表面 SPRESENSE GNSSアドオンボード 裏面

SPRESENSE GNSSアドオンボードの特長

GNSS測位信号L1に加えて、新方式信号L5にも対応した1m級の高精度測位が可能なGNSS受信モジュールです。
SPRESENSE メイン ボードの測位精度では不十分な用途、より多くの衛星測位システムによる高アベイラビリティー要求プロジェクトに最適な製品です。

次の画像は、SPRESENSE メイン ボード単独の軌道（左）と、新方式信号L5に対応した本製品の軌道（右）の比較です。
本製品では、方向転換を正確にとらえより角ばった軌道となっています。また、幹線道路では走行車線まで判別できるほど高精度に即位できています。
SPRESENSE メイン ボード単独の軌道 SPRESENSE GNSSアドオンボードの軌道

SPRESENSE GNSSアドオンボードの仕様

モデル名 CXD5602PWBGNSS1W
サイズ 33.0mm x 20.6mm
対応周波数 L1 / L5
IO電圧 1.8V
アンテナ 外部アンテナ
推奨外部アンテナ：TAOGLAS AA.200.151111
詳しくはサポートページ を参照してください。
アンテナコネクタ uFL
インターフェース I2C：2ピン、割り込み：1ピン
GNSS受信LSI CXD5610GF
受信可能衛星（対応信号）
  • GPS（L1C/A, L5）
  • QZSS（L1C/A, L1S（サブメータ級測位補強サービス）, L5）
  • GLONASS（L1OF）
  • SBAS（L1）
  • BeiDou（B1I, B1C, B2a）
  • NavIC（L5）
  • Galileo GNSS（E1, E5a）
受信感度 コールドスタート時：-149dBm
ホットスタート時：-165dBm
トラッキング時：-167dBm
初期位置算出時間 コールドスタート時：約24秒
ホットスタート時：約1秒

発売製品（販売ページ）

SPRESENSE GNSSアドオンボード

法人様向けのサービス、サポート

弊社ではSPRESENSEやRaspberry Pi製品の販売だけでなく、開発や製造など「モノ造り」をトータルサポートいたしております。
回路設計・筐体製造などのハードウェアに関わるご相談から、サービス構築やソリューション提案まで、お客様の「モノ造り」に関わるお悩みごとを一緒に解決させていただきます。

  • 回路設計・基板設計
  • 部品調達
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数台の試作から、数十万台の大規量産まで対応できる体制を構築しています。

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