Raspberry Pi Pico 2発表のお知らせ
英国Raspberry Pi 財団は、2024年8月9日(金)に、「Raspberry Pi Pico 2」を発表しました。
販売時期は現在未定ですが、既に入荷待ちの状態です。近日中に発売開始を見込んでおります。
なお、弊社ではRaspberry Piを組込んだ製品等の開発・設計・製造なども承っています。サービス、ソリューションの開発・構築・運用までトータルでサポートいたします。
その他、量産案件向けに基板実装サービス、プログラム書込みサービスなどにも対応いたします。
商品のご購入・詳細な製品仕様は下記の商品ページよりご覧ください。
特長
- Picoがさらに高性能に進化
Pico2は、超低消費電力でハイパフォーマンスなARM Cortex-M33 マイコン (@150MHz)、4MBの高速なFlashメモリー、1.8~5V入力に対応する電源ICを搭載したシンプルなのに高性能なマイコン ボードです。
超小型(micro:bitの半分程度)でありながら、 柔軟性を損なうことなくRP2350マイコンのフル機能にアクセスできます。 - オープンな開発環境
前作のPico同様、Pico2では、Python(MicroPython)や、C/C++で作られたプログラムが実行できます。
そのため、習得済みの知識や既存の多くのライブラリーを有効に活用できます。
また、初心者にも理解し易い構文のPythonでプログラミングできるため、マイコンやプログラミングの学習にも最適です。
プログラミングにも、特別なツールや専用ソフトは不要です。 プログラミングは、Raspberry PiやPC上のテキスト エディター、または使い慣れたIDE(統合開発環境)で行うことができます。 そして、そのプログラムのファイルをUSBで接続したPicoへドラッグ・アンド・ドロップでコピーすれば、プログラムが実行できます。 また、シリアル・ワイヤー・デバッグ ポートで接続したPicoに、 直接対話型プロンプト(REPL)でコードを実行させることもできます。 - 使い易い豊富なインターフェース(I/F)
Pico2には、Raspberry PiでもおなじみのSPI、I2C、UART、PWMはもちろん、 Raspberry Piにはない12bit アナログ/デジタル コンバーター (ADC) や、 プログラマブルI/O(PIO)など便利なI/Fを搭載しています。
これらのI/Fはボード(基板)エッジ端子から使用できます。 このエッジ端子には、Raspberry Piと同じ2.54mmピッチ ピンヘッダーを実装(はんだ付け)でき、Raspberry Pi用のセンサーやモジュールなどのアクセサリーが簡単に使用できます。 - 多くのシーンへ応用可能
Pico2は、標準的な40ピンDIPパッケージとの互換性や 基板エッジ パッドを用いた表面実装モジュールとしても使用できるように設計されています。
そのためブレッドボードを使用したプロトタイピング、電子工作はもちろん、 IoTデバイスやセンサー デバイスなどの組み込み量産案件への応用にも柔軟に対応できます。 - 豊富な情報、簡単なスタートアップ
Pico2には、はじめてマイコンに触れる方でもスムーズにスタートできるように、ガイドが用意されています。 プログラミングの開発環境の構築から、Picoでのプログラムの実行までを丁寧に説明しています。 また、Raspberry Piの広大なコミュニティーより、豊富な情報やサンプル プログラムなどが入手できます。
基本仕様
メーカー / 販売元 | Raspberry Pi 財団 (Raspberry Pi Trading) / KSY |
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製品型番 | SC1631 |
サイズ | 21×51.3×3.9mm 約3g |
供給期間 | 2040年1月まで供給予定 |