SPRESENSE マルチIMUアドオンボード 発表のお知らせ

本日(2024年12月26日)、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社より、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」用のオプション基板「SPRESENSE マルチIMUアドオンボード」が発表されました。
株式会社ケイエスワイ(代表取締役:山下慎二)は、この発表に合わせSPRESENSE マルチIMUアドオンボードの販売を開始させていただきます。
また、弊社では、SPRESENSEを応用した組込製品などの開発・設計・製造なども承っています。サービス、ソリューションの開発・構築までトータルでサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

SPRESENSE マルチIMUアドオンボード

SPRESENSE マルチIMUアドオンボードの特長

概要
3軸加速度センサーおよび3軸ジャイロスコープからなる6軸IMUボードです。

高精度
ソニーが独自開発したマルチIMU合成技術により、低バイアス変動および地球自転検出可能な低ノイズ密度を実現しました。
16個の民生MEMS IMUをリアルタイム合成することで、工業用ジャイロスコープに匹敵するほどのバイアス安定性(0.39deg/h以下)を実現し、大幅な軽量・小型・低コスト化が可能になりました。
最大2枚をスタックすることも可能で、最大32個のIMUの出力を合成することでさらなる精度向上を図れます。
SPRESENSE マルチIMUによるノイズ低減

高いロバスト性
複数IMUの冗長信頼性により故障にも強いです。リアルタイム異常値除去が可能です。

想定するアプリケーション

  • 屋内ナビゲーション
  • 自動搬送機
  • ドローンの飛行制御
  • モーションキャプチャ
  • 小型衛星の姿勢制御

SPRESENSE マルチIMUアドオンボードの仕様

サイズ 50.0mm × 20.6mm × 9.1mm / 9g
出力レート ~1920Hz
出力インターフェース SPI
動作温度 -20~65℃
消費電力 50mA (2枚スタック時104mA)
ダイナミックレンジ ジャイロ ~4,000dps
加速度 ~16
ノイズ密度 ジャイロ 1.0 mdps/√Hz (2枚スタック時0.7mdps/√Hz)
加速度 14µG/√Hz (2枚スタック時9.8µG/√Hz)
バイアス安定性 ジャイロ 0.39dph (2枚スタック時0.27dph)
加速度 4.43µG/√Hz (2枚スタック時3.13µG/√Hz)

発売製品(販売ページ)

SPRESENSE マルチIMUアドオンボード

納期について
本商品は予約受付中です。2月の発売日以降 発送開始を予定しておりますが、発売日や納期に関する個別のお問い合わせには対応いたしかねますのでご了承ください。

法人様向けのサービス、サポート

弊社ではSPRESENSEやRaspberry Pi製品の販売だけでなく、開発や製造など「モノ造り」をトータルサポートいたしております。
回路設計・筐体製造などのハードウェアに関わるご相談から、サービス構築やソリューション提案まで、お客様の「モノ造り」に関わるお悩みごとを一緒に解決させていただきます。

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数台の試作から、数十万台の大規量産まで対応できる体制を構築しています。

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